「The Bizen 備前-土と炎から生まれる造形美」展 |
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主要用途:展示会場構成 | ||
会場:MIHO MUSEUM北館 | ||
所在地:滋賀県甲賀市信楽町 | ||
会期:2019年3月21日 - 2019年5月19日 |
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主催:MIHO MUSEUM、京都新聞 | ||
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後援:滋賀県 滋賀県教育委員会 NHK大津放送 | ||
:BBCびわ湖放送 エフエム京都 帝産湖南交通 |
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施工・プロデュース:ゴードー | ||
会場構成・デザイン:吉野弘建築設計事務所 |
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グラフィックデザイン:MASS / 増田忠史 |
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中世から現在も続く窯場「日本六古窯」の一つに数えられる「備前焼」は、大陸から伝わった須恵器を源流とし、釉薬を施さないシンプルで原始的な〝焼き締め〟を特徴として、丈夫さや使いやすさから、民衆の心を掴み重宝されてきました。
桃山時代に入ると、素朴な美の中に「佗び寂び」を見出し、珠光から武野紹鷗、千利休に代表される佗び茶人たちに珍重されました。1587年、秀吉による北野大茶湯の上席に備前焼の水指・筒花入・面桶の三点を飾ったことは「茶器名物集」(山上宗二記)にも記されています。
桃山~江戸時代にはいると、小堀遠州の「綺麗寂び」の中にも受け継がれ、茶入や水指などに用いられ、時に遠州自ら指導し、烏帽子箱水指などが制作されたと伝えられています。
本展では、上記のような「古備前」と、それを継承し更に高めた「近代備前」、そして新しい表現の世界を開拓し続けている「現代備前」の三部構成によって、時代を超えた備前焼のもつ魅力とエネルギーを総攬する展覧会となっています。
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